SM的な行為そのものがほとんど無くなり
なこを虐めても楽しくないからなのだろうと落ちこんだ。
ご主人様のため息の原因は全てがなこにあり
お心は他の誰かのもとに飛んでいるのだと誤解し苦しんだ。
深まった溝は埋まらない様に感じた。
信じる事を放棄しそうになった心は悲鳴をあげた。
穏やかな幸せよりも身悶えするような刹那的時間に嫉妬した。
ご主人様も、お相手も、そんな状況から逃げ出せずにいる自分も
全てを恨んだ・・・恨んで恨んで・・・泣いて暮らした。
でも・・・
幸せを信じられた。永遠も、運命も、出逢いも
全てが必然なんだと信じられた。
こんなに穏やかな時間を過ごせた事は無いほどの時の流れを貰えた。
物心がついてから、ただの一度も父親に抱きしめてもらえた記憶の無い心を・・・身体を・・・
何時間も、ずっとずっと抱きしめられた。
（赤ちゃんがえり？）と思うほどに無防備に甘えられた。
長い人生で知らず知らずに身についた
（男に媚びる）事を忘れ、素直にありのままで接する事が出来た。
お腹の皮がよじれて、涙が出て、息が出来なくなるほどに本気で笑えた。
痛くて、怖くて・・・逃げ出したくて仕方ないのに、そこに居られる安堵を知った。
わからない事、困った事は必ず、答えを出してもらえる絶対の存在を知った。
世界の、地球の、日本の・・・色々な事柄について考える大切さを学んだ。
自分の為ではなく、自分の満足ではなく
愛する人の為に乗り越える幸せと満足感を持てた。
自分だけが幸せになるのではなく
誰かに・・・幸せは分けてあげられるのだという事を学んだ。
永遠で・・・絶対の安心と存在を見つけた。
鎧をかぶり、夜の街、喧騒の中
自分を偽り、見栄を張り、本当の心を隠して歩く事をやめた。
幸せだと自然と人に優しく出来る事を知った。
幸せ過ぎて涙が流れてしまう喜びを知った。
愛を知った。被虐を知った。快楽を知った。
・・・・・・愛される心地良さを知った。
手放しで甘えられる安寧を貰った。
手放しで受け入れてもらえる喜びを感じた。
素敵な思い出は・・・まだまだ積み重ねられる。
私とご主人様はまだ・・・はじまったばかりなんだから・・・。
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( ノ_・、) ぐすん 自分の日記に感激して泣いた（爆）
